私は結構外出に億劫な人間で、生活雑貨やミネラルウォーターなどの重量のある品物、加工食品などは全て通販サイトを利用しています。
最近はこんな風に日々の生活用品の多くを通販から購入しているという人も多くなったのではないでしょうか。その一因が配達スピードの上昇と配送コストの低下だと自分は思っています。
十数年くらい前は通販は通販でも、配送に1週間かかったり、配送料が1000円くらいかかるのが当たり前で直ぐほしいものや、安物はあまり通販で買う気になれませんでした。しかし、今ではAmazon Primeやヨドバシカメラなど少額からでも送料無料・スピード配送を標榜する企業も多くなり、気軽に通販を頼めるようになった通販の市場規模は右肩上がりですね。
(出所) http://www.senshukai.co.jp/main/houjin/special/part1.html
さて、そんな送料無料が当たり前につつある一方、送料無料には一定量の購入を条件としている所も多いですよね。私は「送料無料まであと〇〇円購入が必要」とか不要なものを買ってしまうので、イライラするタイプです。
そこで、少額・少数利用からの利用でも送料無料（店舗受取含む）で気軽に購入できるサイトを探してみました。
ノンジャンル・なんでも系
Amazon.co.jp
送料無料・スピード配達を日本に根付かせてくれたのはやはりAmazonですね。以前はかなり少額のものまで配送料無料でしたが、合わせ買いプログラムが開始したことで少し使い勝手は悪くなりました。
但し、それでも送料無料で1個から購入できる商品の数も圧倒的に多いので、Amazon Prime(有料会員）にならなくても使えるサイトであることには変わりありません。
yodobashi.com
Amazonの送料無料・スピード配達に引けを取らないのがyodobashi.comです。ヨドバシカメラのオンライン店舗ということで家電中心ですが、家電以外にも文房具や日用品などが全品送料無料。例えば、100円の消しゴムまで「10%ポイント還元」かつ「送料無料で即時配達」と使い勝手は非常にGood。
Amazonで合わせ買いプログラムの商品となっていて単品購入できなくても、yodobashi.comを使えば大抵カバーできます。
omni7
最近始まったセブン&アイホールディングスが運営するショッピングサイトです。セブンイレブンが最寄りにある方なら送料無料で近隣店舗で受け取る事ができます。
単なるショッピングサイトではなく、ロフトやアカチャンホンポなどの専門店の商品を同じ枠組みで購入できたり、セブンミールサービスで食品の取扱いが豊富なことが特徴的です。
家電
ビックカメラ
家電はAmazonやyodobashi.comを閲覧すれば大体のものは見つけることができるかと思いますが、それでも見つからない場合はビックカメラ.comはいかがでしょうか。
こちらはyodobasi.comよりも取扱い商品の範囲がより家電中心といった感じです。冒頭の２サイトが送料無料ということもあり、こちらも勿論ほぼ全品送料無料で買うことができます。
Yamazenくらしのeショップ
こちらは冷暖房器具やインテリア家電メーカーの山善が運営する家電ショップです。馴染みが薄いかもしれませんが、案外お持ちの冷暖房器具を見てみると、”YAMAZEN”のロゴが書かれています。東証一部上場のしっかりとした会社です。
家電のほか、インテリア用品、レジャー・アウトドア用品、ガーデニング用品などに力を入れているので、そういったものを買う際には目を通して見ても良いのかもしれません。全品送料無料です。
ファッション
d fashion
ドコモが提供するフッションのECサイトです。様々なブランドの洋服が送料無料で購入することできます。購入でdocomoポイントが貯まります。（docomoの契約が無くてもOKです。）
500以上のブランドを取り扱っており、14日以内であれば返品も受け付けてくれます。※返品時の送料は自己負担です。
FASHION WALKER
Worldが100%出資する会社が運営するファッションECサイトです。こちらも全品送料無料。特にレディースファッションの取扱い量が豊富です。
生活用品
生活雑貨-通販
サイト名称の通りほぼノンジャンルといっても良いでしょうが、生活関連の雑貨を取り扱っているお店です。上のノンジャンル系との違いは、あくまで感覚的な所ですが冒頭のサイトでは取り扱っていないようなニッチな商品が多い気がします。
送料無料的商店
送料無料を前面に押し出した生活雑貨店ですね。店名が分かりやすい・・・笑こちらも比較的ニッチな商店が多い印象です。画像の通り商品発送が遅い点が玉に瑕。
家具
インテリアル
「家具なら値段的に大抵送料無料になるんじゃないの？」という突っ込みは置いておいて・・・
その中でもインテリアルは270社以上のメーカーから商材を選んで取り扱っているらしく、商品数は結構多いです。また、デザインもそこそこおしゃれなのも多いかと。メーカー倉庫から直接販売する方式なので、価格帯は低めです。
Nuqmo
Nuqmoは最近人気の北欧系家具を多く取り扱っているサイトです。Ikeaなどにあるようなオシャレなものが沢山あります。特にソファやベッドの種類は豊富ですので、そういった家具を購入する時に目を通してみてはいかがでしょうか。
E-comfort
E-comfortも北欧系のデザイナーズ家具を数多く取り扱っています。こちらのお店が特徴的な所は、ジェネリック医薬品のように”ジェネリックプロダクト”ことで版権切れのデザインを再度オリジナルとして販売している点です。
優家具.com
こちらも送料無料家具販売サイトです。上記のサイトとは異なり、カジュアルな感じのデザインが多いですね。ファミリー層向けでしょうか。
文具
ブングオフ
渋いサイトデザインのブングオフ。文房具などは特に細かい単位での購入になり、多くの通販サイトではまとめ買いでの送付に限られますが、ここは購入金額に関わらず全品送料無料。消費者にとってありがたい存在ですが、どうやって利益出すんでしょうかね。
コスメ
COSME DE NET
海外製の化粧品をネットでよく買う方ならご存知の人も多いのがCOSME DE NETです。リップなど500円を切るような安いものでも1本から送料無料です。
COSMETIC TIMES
こちらも同じような海外製化粧品の輸入代行会社が運営するサイトです。全品送料無料ですが、そもそも海外製コスメということで商品単価が高いのと、国内製品より競合が少ないから成り立っている感じですね。
ORBIS
国内のコスメメーカーで珍しく全品送料無料なのがORBISです。公式サイトの通販が送料無料で購入できるので、愛用者はわざわざ買いにいく手間が省けますね。
食品・飲料
カクヤス
最近徐々に街中で見かけるようになったカクヤス。首都圏在住の一部の方のみですが、街中にある店舗からの直送の場合は、ビール１本からでも送料無料で頼めます。通販というよりも出前という言葉の方が近いですね。
おとなの週末お取り寄せ倶楽部
各地の有名商品のお取り寄せを専門としたサイトです。全品送料無料。テレビや雑誌などで気になる商品を見つけたらこのサイトでお取り寄せすると送料無料で購入できます。
食べモール
こちらもお取り寄せ専門のサイトで全品送料無料。上記のお取り寄せ倶楽部よりもあくまで私の感覚ですが、比較的若い女性好みの商品が多い気がします。
イーコンビニ
名前の通り、インスタント麺やペットボトル飲料などネットでコンビニで売っている商品を送料無料で購入できます。アマゾンなどに無い時の代替としてどうぞ。
本
丸善・ジュンク堂書店
本はAmazonの十八番であり、電子ブックが普及し始めたことも相俟って殆どの大手は送料無料です。本の種類の観点でもAmazonはかなり幅広く扱っているので、敢えて本屋の通販サイトを使う意義はどこまであるのかは不明ですが、ニッチな本の取扱いはさすがに専門点ではないかと。
あと丸善&ジュンク堂は無料でブックカバーをつけてくれます。そういったサービスが欲しい場合は、こちらで買う方が良いかもしれません。
楽天ブックス
もう一社は楽天ブックスです。こちらも勿論送料無料。本の購入で楽天スーパーポイントが付与されるので、普段から楽天をよく使う人はこっちの方が良いのかもしれません。
漫画全巻.com
上記の本のサイトと大して変わりないですが、マンガの大人買いサイトなどでも送料は基本無料です。
アウトドア
L.L.Bean
オリジナルロゴ入りトートが女性に人気なL.L.Beanですが、L.L.Beanの商品しかないものの公式ショップは全品送料無料です。
楽器
chuya-online
ネット専門の楽器屋さんです。楽器は単価の高いものが多いので送料無料も当然かなと思っていましたが、1,000円にも満たないギターピックやイヤホンも送料無料の対象です。音楽は聞くだけという方でも、イヤホン・ヘッドフォンを購入する時にどうぞ。
ざっと目についたものをピックアップしてみましたが、送料無料のお店は結構沢山ありますね。ただ、Amazonやyodobashi.comのようにオールジャンルで送料無料といったお店はまだまだ少ないので、購入するものによってお店を使い分けなければいけないのは少々煩雑なところです。
あと十分ご承知かと思いますが、送料無料の理由は商品単価に送料相当の金額が上乗せされていることにあります。サイトによっては実は他のお店と比べて商品単価が割高になっていることもあるので、十分見極めてから購入しましょう。