2019年1月の株式・投信・DC運用状況(累計収益+14.5万円、+5.3%)

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2019年1月時点の資産運用状況を確認します。2014年から記録を取り始め、2016年末より本格的に株式や投信を購入していますが、足元の運用資産は少しへこんでいます。

投資状況概観

資産の構成内訳は、株式や4割・投信が2割・DCが2割となっています。

  • 投資資産時価:約290万円
  • 累計収益:約14.5万円
  • 損益:+5.3%

運用に回している資産の残高はおよそ300万円ほど。11月時点の記事では、累計収益はおよそ+27万円で約10%近いプラスとなっていましたが、ここにきてプラス収益は14万円台と更に減少しました。

運用ポリシー

運用方針の変更はなし。年齢がまだ30台前半ということもあり、資産はリスク性資産全力。イケイケです。マイナス収益も気にしません。

とりわけ米国株式に絞って長期目線の運用を行っています。

青:ダウ平均、赤:日経平均株価

私の好きなチャートです。日本株が割高だった環境がスタートとは言え、足元に日銀の買い支えがあっても、長期で見たリターンには大きな差があります。

こうした過去実績に則り、中長期で運用に回せるコアな資金は、米国株式に投資します。なお、長期目線の運用の場合、あまり分散投資を考える必要はありませんが、投資手法を色々と試すのが好きなので、ちょこちょこ色んなものを触っています。

投資コストは重視し、コアな資金はETFもしくはノーロード投信のみに限定して投資を行います。 現在、投資元本の追加は、積立NISAに絞って行っており、それ以外の追加買い増しは行っていません。

また、一度バイ&ホールドを徹底し、基本的に一度購入した銘柄は、イマイチでもホールドを継続します。インデックス運用しかしないので、倒産リスクもないですしね。

運用環境の振り返り

前回の投資日記の記事以降、市場環境は大きく変わりました。

2018年11月末以降のダウ平均株価の動き

年末にかけて不穏な動きとなっていましたが、12月には一段と株価水準を下げる展開となりました。主な要因としては、米中貿易摩擦の成り行きを懸念したリスク回避の動きがあります。

11月の米中首脳会談で貿易摩擦問題が進展するとの期待から株式市場は戻りを試す展開となっていました。しかし、12月の頭にファーウェイ副会長が逮捕されると、米中関係悪化に対する警戒感が再燃。

ファーウェイCFO逮捕、米制裁に違反か 米中の新たな火種に

[バンクーバー/ワシントン 5日] – カナダ司法省は5日、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の孟晩舟(メン・ワンツォウ)・最高財務責任者(CFO)をバンクーバーで逮捕したと明らかにした。米国に身柄が引き渡される可能性がある。

ロイター

いや、ほんと簡便してくれ・・・という感じですね。また、12月は中国や欧州などの経済指標の鈍化を背景とした景気後退懸念も株価の重しとなりました。

中国小売売上高と鉱工業生産、11月は伸び鈍化 内需が縮小
[北京 14日] – 中国国家統計局が14日に発表した11月の小売売上高は2003年5月以来の低い伸びとなり、鉱工業生産は少なくともほぼ3年ぶりの低い伸びとなった。内需が一段と縮小し、中国が米国との貿易摩擦の緩和に取り組む中、中国経済へのリスクの高まりを示す形となった。

ロイター

月末のFOMCで足元の金融市場の混乱を受けても、FRBが今後の政策金利見通しを引き下げなかったことも市場に嫌気されました。

こんな感じで、リスク性資産を中心に運用を行っている人には冴えない月でした。

セクターの動きを見てみると、足元は戻っていますが、やはり11月から12月にかけて公益事業等のディフェンシブセクターが顕著に強い展開でした。

投資資産詳細

投資資産の細かな運用状況について確認します。

株式

コード銘柄名時価(円)評価損益(円)評価損益率
DHSウィズダムツリー米国株高配当ファンド194,926-5,266-2.60%
DVYiシェアーズ 好配当株式 ETF203,5673940.10%
HDViシェアーズ コア 米国高配当株 ETF113,4691,3271.10%
VDCバンガード 米国生活必需品セクター ETF118,063-639-0.50%
VYMバンガード 米国高配当株式ETF658,167-10,451-1.50%
合計1,288,192-14,635-1.12%

株式の運用は個別銘柄の投資は行わず、もっぱら米国上場のETFで投資しています。評価損益はマイナスとなっていますが、これはキャピタル損益のみです。

これ以外にETFの分配金があり、それを考慮するとまだ+2%程度のプラス収益を確保しています。

青:VYM、水色:DVY、紫:HDV、ピンク:DHS、黄色:VDC、赤:S&P500

高配当系株式の投信ばかりに投資しており、足元3か月では下落局面で高配当銘柄の多いディフェンシブセクターが下げ渋ったこともあり、S&P500を上回っている銘柄もあります。

戻り局面を含めると大体トントンぐらいです。なお、一番良かったのがDHSとVYM。やはりVYMは優秀です。

投資信託

コード時価(円)評価損益(円)評価損益率
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)2,782823.04%
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス193,098-10,753-5.27%
楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド198,834-5,015-2.46%
ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型)1,201-75-5.88%
合計395,915-15,761-3.83%

2018年から積立NISA対応で買い増し続けている投信も、2018年が結局年間でマイナス収益の年となったため、見事に真っ赤となっています。

メインの投資対象は、三菱UFJ国際のeMAXIS米国株式と新興国株式の2つ。このポジションは、DC同様に新興国に配分を行っています。

新興国は最近絶不調ですが、保有は続けます。ただし、2019年度は新規の積立を米国株式一本にeMAXISと楽天お米株二本立てで攻めていく予定です。

米国株一択最高!

DC

コード時価(円)評価損益(円)評価損益率
DIAM外国株式インデックス618,705102,88319.95%
野村新興国株式インデックス588,27172,45114.05%
DIAM投資のソムリエDC6,1421492.49%
DIAMソムリエDCリスク抑制6,046390.65%
合計1,219,164175,52216.82%

DCのようにより長期で投資している資産は、最近のような下落局面でもそれまでの貯金が大きいのでプラス収益は安定して維持ています。

と、最近の状況はこんな感じでした。新興国株式の不調が長引いているので、少し配分を変えましたが、引き続き米国株中心に買い増しを継続します。

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