スマホは長期投資家の敵。
長期投資の成功の秘訣は、多少の相場の変動やリスクイベント等にも動じず、どっしりと長期的視点に立って投資を行う気構えではないでしょうか。時間はかかりますが、方向感さえ合っていれば勝てる確率が高いのが長期投資の旨み。
しかし・・・
気軽にネットにアクセスできる電子端末が開発されてしまったせいで、長期投資を標榜しているにも関わらず、ポートフォリオの変動が気になって仕方がない。まさに病的。
スマホのばかやろー!
まぁ、ただ自らの意思が弱いだけなんですがね。
手持無沙汰のシーンでアプリに手が伸びる
見ないように見ないように努力してみるのですが、その努力が断たれるのが手が空くシーン。
- 電車通勤でぼ~っと待っている時間
- エレベーターの待ち時間
- 洋式便器でうんこ気張る時
- 寝る前のフトン
同じ人多いはず。特に相場が荒れている時や、重大なイベント時。あと、人の儲け話をブログなどで見たときはついつい気になってしまいます。
どうにかなりませんかねコレ。
仮想通貨界隈では気絶投資法が流行っている
特に最近手を出し始めた仮想通貨の界隈でもこうした症状を回避するため、気絶投資法が積極的に行われている。
気絶投資とは、情報を遮断してボラティリティの高い仮想通貨でも一喜一憂せず、将来の値上がりを期待して長期投資に望むこと。
https://twitter.com/gold_kanao/status/874973318281023488
現ボジ。しばらく気絶投資予定 pic.twitter.com/0Ia37BGVxf
— バッターちゃん@仮想通貨 (@bat_of_bat) June 5, 2017
リップル勝手年末までは気絶してます笑
— むっく@仮想通貨 (@erogeshin252521) June 15, 2017
一見単なる長期投資を「気絶」と言ってるだけじゃないかと思いますが、遮断を徹底している人は、ポートフォリオ管理アプリをきっちり削除しています。
blockfolioの価格が気になってしょうがないのでしばらく削除
— アダモちゃん (@jarmain_jacobs) May 20, 2017
※blockfolio:仮想通貨のポートフォリオ管理アプリ
やはり、「気絶」というならこれぐらいやる必要がありますな。
積極的に消したらいいゾコレ。気になる人は取りあえず消せ。
PCでは普通に見られるので、試しに投資のポートフォリオ管理アプリや家計簿管理アプリを消したらコレ、かなり良い。
アプリが無いので見られないし、アプリを起動しようにもログインIDやパスワードの設定等が面倒なので、再インストールする気にもならない。
スマホを頻繁に見ることがなくなるので、本来やりたかったとこに集中できるようになり作業が捗る。
頻繁にスマホを見なくなったので、なんとなく妻も上機嫌。
長期投資を目指す方は、特にこういうのは全部消した方が良いかもしれません。今自分が頻繁にスマホ触りすぎてると少しでも問題意識がある人は消してみよう。
単なる現実逃避にならないように
1点注意したいのが、投資案件が明らかに損切を考えないといけないような局面での気絶。
例えば、投資銘柄の不正、上場廃止観測。他には投資委託会社が金融庁から指摘された時など。最近ソーシャルレンディングとか多いんですよね。こういうの。
いくら長期投資とはいえ、明らかに撤退しないといけないような局面でも希望的観測だけで気絶するのは危険。単なる損からの現実逃避でしかないですね。
勿論こういう判断の軽重をつけるのは難しい。ただ、気絶投資法を取り入れるにしても、例えば投資案件におかしな点や、周辺で変なことが起こっていないか週1や月1など定期的にチェックはしたい所です。