私が仮想通貨の取引で最も面倒だと思っていることの1つがしょうもないのだが、仮想通貨の円換算だ。
ポートフォリオアプリ等に取引を入力する際に、その取引が円換算で単価いくらになったのか算定するのが実に煩わしい。勿論、日本の販売所で円で取引した場合は容易。問題は、ビットコインやイーサリアムとその他のアルトコイン等、仮想通貨同士で取引をする時だ。
- BTC ⇔ LTC
- ETH ⇔ LSK
こういう取引の場合、普段の生活で使用していない通貨なので取引価格の妥当性が分かりにくい。
PoloniexやBinace等の海外の取引所は、私自身は主要な通貨の取引では殆ど使わないが、草コインや海苔コイン等のマイナー通貨を売買する時は国内の取引所は対応していないため使用せざるを得ず、当然ながら円のクロスペアは存在しない。
いつも取引する時に感じるのは、「これ円換算で表示されていたら価格が高い・安いが直観的に分かりやすいのに」という願望。流石にエクセル等で計算するのが時間の無駄だと思い、仮想通貨のコンバーター(換算機)サイトを使用することに。
日本のサイトでは対応通貨が限定的であるため、海外のサイト中心に集めてみたので参考にして欲しい。下記のサイトを使えば、概ね大半の通貨の円換算は対応できると思う。
Cryptocurrency Market Capitalizations
項目 | 詳細 |
対応仮想通貨 | 100以上 |
対応Fiat | 主要国通貨は概ねカバー |
特徴 | シンプルで使いやすく、通貨の網羅性も高い。シングルペアの換算に使える。 |
サイトリンク | こちら |
気になる仮想通貨の時価総額規模を調べる時にお馴染みの方も多い「Cryptocurrency Market Capitalizations」だが、実は通貨コンバーターツールを備えているのはご存じだろうか。
かなりマイナーな通貨までカバーしており、気になる通貨があれば打鍵すると大概対応している。
コンバーターフォームはシンプルな構造。円換算したい通貨のペアとアマウントを入力すれば、すぐに換算できる。
勿論米ドル等の他のFiatへの換算も容易だ。使いやすくて気に入っている。調べたい通貨がシングルペアならこれで十分だろう。
COIN YEP
項目 | 詳細 |
対応仮想通貨 | 108 |
対応Fiat | 主要国通貨は概ねカバー |
特徴 | 一覧性が高く、複数通貨の円換算に使用できる |
サイトリンク | こちら |
COIN YEPの通貨コンバーターも中々使いやすい。画像のように複数のFiat及び仮想通貨が一覧表示されており、一度で様々な仮想通貨のレートを確認できる。
また、各々の通貨の枠は直接入力することが可能だ。例えば、日本円の欄に100円と入力すれば、100円で各通貨がいくら購入することができるのかすぐに分かる。
例えばマイナーコインの売買でJPY→LTC→DOGE→XP等、複数の通貨を介して取引する時等の円換算に役立つのではないだろうか。唯一の難点は、仮想通貨は上位100前後までしか対応していないので、マイナー通貨は見つけづらいことだ。
CURREXY.COM
項目 | 詳細 |
対応仮想通貨 | 不明 |
対応Fiat | 主要国通貨は概ねカバー |
特徴 | 一覧性は低いが、マイナー通貨も多くカスタムできる |
サイトリンク | こちら |
CURREXY.COMでもCOIN YEP同様に枠内に任意の数字を入力して、通貨を換算するコンバート機能がある。
COIN YEPと比べると一覧性は高くない。ただし、こちらのコンバーターは、一覧表示する通貨を入れ替えることが可能なため、色々自分の使いやすいように、知りたい通貨だけを並べることができる。
また、COIN YEPの弱点は時価総額の大きい仮想通貨にしか対応していない点だが、CURREXY.COMなら結構色んなマイナー通貨を取り扱っているため、特に草コイン投資の時に有用だろう。