Amazonの読み放題 Kindle Unlimitedがキタ!メリットや評判など確かめてみた

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つ、ついにキター

前々から報道されていましたが、ついにAmazon.co.jpでも雑誌や書籍の読み放題サービス「Kindle Unlimited」開始されました。月額980円で12万冊以上の雑誌、書籍、コミックや120万冊以上の洋書が読み放題とのこと!

以前から雑誌の読み放題系サービスは色々と見てきましたが、大御所のAmazonの読み放題サービスも凄く気になりますね。早速他の読み放題サービスと比べたメリットや使い心地、評判などについて確認してみました。

ちなみに私の場合、読み放題サービスは雑誌を中心に利用してるので、既存の雑誌読み放題サービスユーザーの視点から個人的レビューを交えて取り上げます。

Kindle Unlimitedの基本情報

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最大のウリはバランスよく取り扱っている書籍の数

さて、気になるKindle Unlimitedについて、基本的な情報をピックアップしていきます。

  • 月額料金:980円
  • 無料期間:利用開始より30日間は無料
  • 取扱書籍数:12万冊以上(日本語)+洋書は120万冊以上
  • 利用可能媒体:PC、スマートフォン、タブレット
  • マルチデバイス:同一のAmazonアカウントなら同時接続可能

Amazon Unlimitedの特徴は何といっても、やはりその取扱い書籍数の多さで非常に多岐に渡っています。例えば、取扱ジャンル別に見ると以下のような感じ。

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雑誌(3,936冊

WS000413

コミック(3,772)※少年・青年・少女・女性の4ジャンル合計

WS000414

コンピューター・IT(2,809冊)

等々。どれか一つ興味のあるジャンルをひたすら読んでも読み切れない量を扱っており、本好きには堪らないですね。

現状雑誌の品揃えは専門サービスに劣る

ちなみに、この扱い書籍数はどれくらい多いのでしょうか。

色んなジャンルの本が読める既存サービスauブックパスや、Yahoo!ブックストア読み放題の読み放題可能冊数と比較すると以下の通り。※各サービスの冊数のリンクから実際にどんな本を扱っているのか見ることができます。

 取扱ジャンル Kindle Unlimited au ブックパス Yahooブックストア読み放題
雑誌 3,936冊 5743冊 295冊
ビジネス・経済 8,136冊 1,237冊 592冊
コミック 3,772冊 6,991冊 8,734冊
写真集(アイドル) 4,428冊 401冊
コンピュータ・IT 2,809冊 430冊 65冊

※掲載冊数は記事執筆時点
※コミックは少年・少女・青年・女性の4ジャンル合計
※Kindle Unlimitedにはカテゴライズの関係上重複がある点に注意

ざっと適当なジャンルを5つ選んで比較してみましたが、区分上多少の重複があるとはいえKindle Unlimitedが最もバランスよく書籍を取り扱っていますね。

私の気になっている雑誌はどうか。一定程度取扱していますが、やや偏りがある感じ。「過去30日以内に発売された雑誌」という検索方法の結果から推察するに、雑誌の種類(バックナンバーも含めて1カウント)としては大よそ180~200冊前後でしょうか。

下記の表で比較すると分かりますが、扱う種類だけで言うとトップよりちょい下ぐらいの水準。

■既存の読み放題サービスとの比較(料金・取扱雑誌種)

 サービス名 月額料金 取扱雑誌の種類
Kindle Unlimited(Amazon) 980円 180~200
dマガジン(NTT docomo) 400円 160
楽天マガジン 380円 202
ビューン 480円 136
ブックパス(au) 562円 230
ブック放題(softbank) 500円 130
Yahoo!ブックストア読み放題 400円 40
U-NEXT(USEN) 1990円 72
タブホ(オプティム) 500円 150
フジテレビオンデマンド 300円 ~ 66

※日々参加雑誌が変動するため、調査結果は現在と多少異なる場合があります。

但し、その内実は既存の人気雑誌系サービス(dマガジンやビューン等)と比較するとかなりメジャー所の雑誌の品揃えは劣ります。特に週刊系の雑誌は余りないです。

週刊誌、経済・IT誌、女性誌の取り扱い雑誌ブランドを比較してみたのが下の表です。

■主要週刊誌に見る取扱雑誌数の比較(〇が読める雑誌)

雑誌名 dマガ キンドル 楽天 ビューン ブクパス ヤフー Uネク タブホ フジ
 週刊現代
週プレ 
女性セブン 
FRIDAY 
女性自身 
週刊新潮 
週刊文春 
サンデー毎日 
週刊女性 
週刊朝日 
週刊ポスト 
FLASH 
週刊SPA! 
AERA 
 週刊アサヒ芸能
紙の爆弾 
NewsWeek
ジュニアエラ
月刊ニュースがわかる
週刊大衆
総計  15  7 13 13 7 1 3 4 10

■主要経済・IT誌に見る取扱雑誌数の比較(〇が読める雑誌)

雑誌名 dマガ キンドル 楽天 ビューン ブクパス ヤフー Uネク タブホ フジTV
COURRiER
Japon
 SAPIO
 週刊アスキー
週刊エコノミスト 
 週刊ダイヤモンド
週刊東洋経済 
 ダイヤモンドZai
 日経PC21
 日経ビジネス
ASSOCIE
 日経マネー
 プレジデント
Mac Fan 
 WIRED
 Forbes
JAPAN
 Web
Designing
 〇
flick!
プレジデント  
NEXT
株主手帳
DOS/V POWER
REPORT
経済界
Wedge
WiLL
ZAITEN
Bricolage
alterna
CSR monthly
累計   13 9 11  15 17 1 6 8 7

■主要女性ファンション誌に見る取扱雑誌数の比較(〇が読める雑誌)

雑誌名 年マガ キンドル 楽天 ビューン ブクパス ヤフー Uネク タブホ フジTV
 AneCan
andGIRL
 25ans
 ViVi
 with
VERY 
VOGUE JAPAN
S Cawaii!
 ELLE girl
ELLE Japon 
 Oggi
 CanCam
 GINZA
CLASSY. 
 JJ
SPUR
GINGER
STORY
Seventeen
Domani
non-no
HERS
Harper’s
BAZAAR
BAILA
FUDGE
FIGARO
Japon
Precious
Marisol
mina
MORE
Ranzuki
LEE
Ray
ナチュリラ
mer
JELLY
la farfa
美しいキモノ
美的
美ST
MAQUIA
NAIL VENUS
eclat
CHANTO
L’OFFICIEL
Japan
累計 36 14 35 29 17 0 16 18 10

※1.ブック放題は公開しておらず未確認。恐らくビューンと同程度。ヤフーは女性誌の取扱はほぼ無し。
※2.日々参加雑誌が変動するため、調査結果は現在と多少異なる場合があります。

この結果から分かるように、今回のKindle Unlimitedでは雑誌の取扱は現状あまり力を入れていません。読み放題サービスを契約する目的が雑誌を読むという人は、既存のdマガジンやビューン、ブックパス等の方が万遍なく読むことができます

【全9社収録】雑誌読み放題のラインナップ比較とジャンル別おすすめサービスはコレ!
雑誌の読み放題サービス便利ですね。最近はめっきり雑誌を買わなくなってしまいました。読み放題サービスの場合、読者に読まれた分...

勿論一般書籍も読むと言う場合は、980円という月額料金はむしろ激安。1月に本を読む時間を取れる人は、上記既存サービス+Kindle Unlimitedなんてのも選択肢としては全然アリかと。こういう声もちらほら見かけます。

まぁ、ご愁傷様です・・・としか言いようがないですね。

ちなみに、漫画・コミックの読み放題ラインナップ等が気になる場合はこちらもどうぞ。

コミック・漫画の定額読み放題サービスを比較して特徴をまとめてみた
最近は定額で使い放題のサービスが色々と増えてきた。 供給者が増えて色々なコンテンツが溢れるようになり、趣味も多様化してい...
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Kindle Unlimitedの機能面、使い心地はどうか?

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Kindle Unlimitedはその名の通り以前からAmazonが提供しているKindleベースでの利用になります。Kindleを元々利用している人からすれば何も変わりませんが、上記に挙げた読み放題サービスを利用している人から見てどんな点がメリット・デメリットなのか改めて確認してみました。

雑誌の場合、一部のページを読むことができない点は同じ

既存の雑誌系読み放題サービスのデメリットの1つに、全てのページを読むことができないという特徴があります。既存のdマガジンやビューン等では、雑誌を読むと重要なページや一部の特集が抜け落ちています。

出版社もビジネスでやっていますので、「そこまで読みたいなら、紙の媒体を買ってね。」という商法ですが、大半を読んでしまった後にその部分のためだけに丸々買いなおすのは中々気が向きませんね。

Kindle Unlimitedでは、一般書籍は最後まで全部読めるようですが、雑誌は既存の読み放題サービスと同様一部のページが読むことが出来なくなっています。例えば、読めるページを比較した表は以下の通り。

  キンドル dマガジン ビューン
News Week (8/2号) 69ページ 68ページ 68ページ
エコノミスト(8/2号) 82ページ 84ページ 95ページ
ViVi(9月号) 249ページ 246ページ 245ページ
VOGUE JAPAN(9月号) 373ページ 372ページ 238ページ
Mac Fan(9月号) 289ページ 166ページ 167ページ
Begin(9月号) 169ページ 169ページ 165ページ
Men’s EX(8月号) 181ページ 181ページ 180ページ
サイゾー(8月号) 151ページ 148ページ 143ページ

※提供サービスごとにページカウントの定義が異なるため、実質的には同じ内容を提供していてもページ数が変化する

3つのサービスで共通して見ることができる雑誌を確認してみましたが、一部の雑誌が多少異なる点を除けばほぼ提供される内容は同じ。Kindle Unlimitedだからといって特別扱いされているわけではないようです。

読むのは”Unlimited”だが、持ち運びは”10冊”まで

海外旅行で飛行機に長時間で拘束され、通信も圏外でwifiも使えない。そんな時のために、電子デバイスに雑誌をダウンロードしておき、機中で読む。そんな使い方をしている人、そこそこいるのではないでしょうか。

Kindleの利用方法は、Amazon.co.jpで読みたい本を選択して都度端末に配信して読むという読み方が基本です。なので事前に端末にモリモリと配信しておきたいところですが、Kindle Unlimitedではこの配信が最高10冊までしかできません。

10冊以上携帯しようとすると、このように入れ替えを促されます。

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警告されるので・・・

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いらない本は入れ替えます

一方、dマガジンならメモリが許すまでデータを貯め込みますし、ビューンなら100冊までデータをダウンロードしておけます。この点はKindle Unlimitedはやや不便ですね。

ちなみに、デバイスには貯め込めませんが、後ほど読むために本を管理する場合は「欲しいものリスト」を活用します。

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10冊以上選択した状態で「読み放題で読む」を選択すると入れ替えを促されるので、上記のように「リストに追加する」で貯め込んでおけばOKです。勿論後で別途配信する必要はありますよ。

Kindle Book Browserは慣れるまではちょっと使いづらい

Kindle Unlimitedの対象本は、PCからブサウザで探すだけではなく、Kindleアプリ内にあるBook Browserで探すこともできますが、このブラウザが中々慣れないと使いづらい笑。

特に致命的なのが、せっかく取扱いが多いのに本を探しにくい。

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Book Browser

本を探すときは、トップ画面にある検索欄やオススメ本、もしくは掲載画像のようなカテゴリーから探す事になります。

例えば、通常のPCブラウザで探すように「ビジネス・経済ジャンル」⇒「経営学・キャリア・MBA」を探す場合は、シンプルに画面左側をクリックしていきますが、アプリの場合は以下の通り。

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1.下までスクロールして全てのカテゴリを開く

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2.読みたいジャンルを選んだら全てのタイトルを表示

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3.結果に興味ある分野のフィルタをかければ完了

無駄に手順が多いーー!Amazonさんココもうちょっと改良して下さい。

無料体験時は期限の管理に気をつけよう

Kindle Unlimited30日間の無料体験ができます。せっかく1,000円近く支払うわけですから、無料体験で内容はしっかり吟味しておきたい所。

但し、この無料体験は放っておくと自動的に契約されるのがやや不親切。無料体験時には必ず以下の手順で自動更新を未然に回避しておきましょう。

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1.トップのアカウントサービスから「お客様のKindle Unlimited」をクリック

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2.画面左側のKindle Unlimited会員登録をキャンセルをクリックし、その後表示される「メンバーシップを終了する」をクリック。

上記手順を踏んでおけば、無料体験を30日分確保したまま自動更新を回避します。必ずこの手順は踏んでおきましょう。

Kindle Unlimitedの評判はどうか?

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私のような雑誌読み放題ユーザーには少しもの足りない点はあるものの、やはりあらゆる書籍が読み放題は凄い。Twitterを使って、特定キーワードを含む巷の声を集めてみました。

キーワード:「Kindle Unlimited」「料金」or「値段」

今回のラインナップ対比で見てみると、やはり読める本の多さに驚いている人は多いですね。但し、AmazonがPrimeサービスにPrime Music等色々付加したことに慣れてしまっているのか、別料金に対する文句も。流石にこのサービスまで無料でPrimeに付いてきたらAmazonさん神すぎます。

3番目のTweetでもありますが、今回本を探していると無駄に高い本が紛れています。

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20,000円!基本は読み放題対象なので読者には何の支障も無いのですが、「読み放題で読む」ボタンのすぐ下に「1-Clickで今すぐ買う」ボタンがあります。押し間違えにご注意を・・・。

キーワード:「Kindle Unlimited」「ラインナップ」

結構ラインナップに関しては辛口のコメントが多いようです。こればっかりはその人その人の趣味に寄りますから何とも言えない所ですが、私が雑誌のラインナップを見た時に思ったようなことは同意見の人多いみたいですね。

コミックなんかだと1巻だけ読み放題の取扱も多く、出版社としてはお試し読み的に使用してもらうことを前提としているようです。

キーワード:「Kindle Unlimited」「メリット」

この言葉で検索すると見つかる意見に共通することが、「普通に売っていたら買わないような本が読める」ということですね。

普段本を探していると、「ちょっとタイトルは興味あるけど値段がなぁ・・・・。買うほどでもないか」なんて本かなり多いと思います。Kindle Unlimited は、そういうちょっとしたフラストレーションを減らすのに一役買っています。

まとめ

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万を持して登場したKindle Unlimitedですが、まだ開始して間もないこともあり今後改善が望まれる点は多いです。ユーザーの増加に伴ってラインナップの拡大や、UIの改善などが徐々に施されるでしょう。

現状見てきた範囲でKindle Unlimitedが向いているユーザーとしては、以下のような点に当て嵌まる人。

  • よく本屋のおススメする平積みや、クチコミで評価の高い本を買う
  • 普段からカフェで本を読んだりすることが趣味だ
  • 待ち合わせや移動時の時間つぶしに本を読むことが多い
  • 本を読むときのジャンルは比較的幅広い
  • 研究や仕事で専門書に目を通す機会がよくある
  • 比較的本を読む時間はある

勿論全ての人がそうだとは言いませんが、これらの点に該当し、本のラインナップがご自身の興味にマッチすれば、使う機会も多く月額料金の元も取れるのではないでしょうか。

Kindle Unlimitedのような総合型(多ジャンルを取り扱う)読み放題サービスの場合は、様々な本が読めるものの、どうしても雑誌やコミック等の専門型サービスには劣後する点は否めません。

ますは、本を読む時に自分がどっちのタイプに適しているか考えてから契約することをおススメします。まずは公式ページから30日間試してみましょう。

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