私が出会ったサラリーマンに向いていない人に共通する特徴

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上司に怒られたり、同僚と出世競争したり、会社員人生は雇用される側として安定した生活が得られる一方、非常にわずらわしいことも多いです。たぶん誰もが宝くじが当たったら仕事やめよう!と1度思ったことがあるかと。

私も将来いつかは・・・と思いつつ、会社員生活に精を出しています。

私のように社会に出て働く中で会社員に向いていないのではと悩む事もあれば、学生時代から早々とそうした素地に感づいている方もいるのですが、どのようなタイプが特に会社員に向いていない人なのか、私が社会人になってサラリーマンを辞めていった共通点をふと考えてみました。

常々人間関係にわずらわしさを感じている

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組織で生きる会社員の最大の悩み

まず会社員に向いていない人の特徴として初めに挙げられるのは、常に人間関係にわずらわしさを感じる人。これは圧倒的でしょう。厚生労働省の労働者調査(平成19年度)などでも、強い不安や悩みを抱える要因もっとも割合が高く、労働者の38.4%が抱える大きな問題として挙げられます。

もちろん悩みがあるからと直ちに会社勤めに適さない訳ではないです。ただ、社内では1人で業務にあたる訳ではなく、会社の規模や業務内容にもよりますが、同僚・上司・部下などから顧客・取引先なども含めて、複数の人間との関わりは避けられません。

こうした人との関わりで必要になるのは密なコミュニケーション。コミュニケーションは仕事を進める上で必要不可欠なものであり、元よりコミュ力が低いと自覚がある方には過度なストレスが生じる事になりかねないです。

人の否定やあら探しばかりする人は×

コミュニケーション力については、単に人と話ができるスキルだけが求められる訳ではなく、何事にも肯定的で円滑に話が進められ、話を纏め上げるなども含め、広範囲なスキルも同時に求められます。

そのため、話をする際に以下のようなタイプの人は特に会社勤めには適さないですね。

  • 相手の主張のあら探しをして否定から入る
  • 主義主張が激しく感情的になりやすい
  • 主張の根拠を論理的に話せない

ただ、こうしたタイプの方も、その性格ゆえに別の仕事ではかえって有利に働く事もあるので、チームでの仕事が難しい場合にはいつまでも我慢し続ける事も無く、転職や独立開業の道について探ると良いのかもしれません。

人からの指示を素直に聞く事ができない

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自分より能力が低く、指示が間違っていても上司は上司

会社では上司から与えられた仕事をこなすのは当たり前の事。例えば、内心「こいつあほだな~」と思ってても、上からの指示に従い働くのが一般的な姿であり、会社組織で一人異を唱えることは不可。

中にはトップダウン方式ではなく、海外のように社員が自由闊達に仕事をできる雰囲気の会社もありますが、そうした会社に巡り合う事はなかなかありません。特に伝統ある日本の大会社では見つけるのは困難です。

まぁ、一種の伝統文化みたいなものです。

もちろんトップダウンで指示を受けても、その内容に違和感を感じず仕事が進められるのであれば問題ありません。ただ、こうした指示では得てして違和感を感じたり、指示内容に間違えを見つける事もあるでしょう。

会社組織の中では一度方針が決まれば、それを下から変える事は難しいので、話を素直に聞けない方や、完璧主義者の方には辛い部分がありますね。

間違いも甘んじて許容しなければいけない

間違えを正すための改善などやるべき事もあるのですが、白は白、黒は黒の雰囲気があればそれすらもままなりませんので甘んじて受け入れるしかなく、我慢できず忍耐に欠けている方はまぁサラリーマンには向かないでしょう。また、話を聞けない点では上司からの指示ばかりでなく、同僚など仲間内での話も満足に行えず協調性が掛けているケースも多くあります。

協調性は組織内で特に求められる物であり、協調性が欠けていれば周囲に嫌がられる事もあれば、自分自身が働く事が辛くなる事も往々にしてあります。

決められた枠組みの中での仕事をしたくない

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どれだけ基準、規則、ルールに寛容でいられるか?

会社により決められた枠組みの中での仕事をしたくないタイプも、会社員に向いていない人の特徴として多いですね。

ここで言う枠組みとは広範囲で、例えば制服の着用が義務付けられている場合や、仕事を選べない事、また勤務時間が決められている事なども含みます。制服は個性を閉じ込めるもので自由な服装で仕事がしたい方もいますし、会社組織では仕事を選んで自身のやりたい事だけをやれる訳ではありません

勤務時間についても朝が弱い方や通勤時間帯の電車混雑が嫌な方も多く、このあたりは悩みを無くそうにも問題の解決は難しいのです。

それ以外にも人により決まり事に嫌気をさすパターンは様々で、会社が持つ目標と自身が目指している目標や夢がミスマッチしている場合もあります。会社の目指す目標は経営陣が定める所であり、またご自身で経営に携わっていたとしても必ずしもすべてが思い通りになる訳でもありません。

ご自身が持つ目標や夢などと会社の目指す所が異なれば、いつまで会社に付き合えばよいのか、将来も含めて不安を感じて我慢できなくなるケースもあります。そもそも会社で働くのは、与えられた仕事をこなしてその対価として給料を得るものであり、本来の業務から離れた社員それぞれの目標については、組織として関知する事はありません。

会社とご自身がそれぞれ掲げる目標で生じた差が、我慢の範疇を超えたり許容できない場合は、組織から離れる選択肢もまた考えなければなりませんね。

少しでも当て嵌まると感じたら「別の生き方」を考えてみても

このようにサラリーマンに向いていない人の特徴は様々あり、現状のままでいるのではなく、何かしら変化する中でご自身にとってのベストを考える必要があります。

例えばご自身の考え方や性質を改めて仕事に邁進するのでも良いですし、または転職や独立開業などに活路を求めるのもひとつの手です。今転職を考えていなくても、登録だけしてある程度サーチしておくのも「いつか」のための伝手として役に立ちます。

また、サラリーマンとしての生き方(安定した生活)を続けつつも、投資や副業など別のキャッシュポイントを作っておくこともおススメです。サラリーマンを続けることによってストレスは貯まりますが、別にキャッシュを得られる手段を持っておくことで、

「例え出世できなくても余裕があるし、どうでもいいや」

という感じで想像以上に気が楽になあるかもしれませんね。

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