スマホでの情報収集手段の1つとして、雑誌の読み放題アプリをよく利用しています。
国内でもIT系企業が積極的に新しいサービスや面白いガジェットを頻繁にローンチしているため、基本めんどくさがり屋な私はこうしたものには目がありません。
特にIT・テック系やガジェット関連の分野はブログやSNSなどのWEB媒体が最も情報が早いですが、多少遅くとも「網羅性・専門性」は関連分野の雑誌は専門の記者がディープな読者に向けて編集しているだけあり、読み応えはあります。
そこで、そこまで数が多くはないものの、こうした分野に関心がある方向けにIT・テック系、ガジェット関連の雑誌を読むなら使うべき読み放題(サブスクリプション)サービスのオススメをまとめてみます。
ちなみに、ここでは以下のサービスを対象に調査しました。
- dマガジン(NTTドコモ)
- Kindle Unlimited (Amazon)
- 楽天マガジン(楽天)
- ブックパス(KDDI)
- ブック放題(ソフトバンク)
- Yahoo!プレミアム読み放題(Yahoo!)
- タブホ(OPTiM)
- マガジン☆ウォーカー(KADOKAWA)
上記以外にも読み放題を謳うサブスクリプションサービスは多いですが、アプリやコンテンツが貧弱なので言及する必要はないでしょう。
Contents
対象サービスごとの雑誌一覧(2019年3月時点)
雑誌名 | dマガ | キンドル | 楽天 | ブクパス | ブク放題 | ヤフー | タブホ | マガジ☆ |
GetNavi | ● | ● | ● | ● | ● | – | ● | ● |
GoodsPress | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | – |
Mac Fan | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | – |
家電批評 | ● | ● | ● | – | ● | – | – | ● |
デジモノステーション | ● | ● | ● | ● | – | – | – | ● |
MONOQLO | ● | ● | ● | – | ● | – | – | ● |
DIME | ● | – | ● | ● | ● | ● | – | – |
週刊アスキー | ● | – | ● | ● | – | – | ● | ● |
flick! | – | – | ● | ● | ● | ● | ● | – |
日経トレンディ | ● | – | ● | ● | ● | – | – | – |
日経PC21 | ● | – | ● | – | ● | – | – | – |
Web Designing | – | – | ● | – | ● | ● | – | – |
DOS/V POWER REPORT | – | – | – | ● | – | – | ● | – |
合計 | 10 | 6 | 12 | 9 | 10 | 5 | 6 | 5 |
まず最初に取扱ラインナップをご確認下さい。ややファッション誌に近い雑誌もありますが、ガジェット系の特集が多いものはラインナップに含んでいます。
対象のサービスの中で最も多い雑誌は、学研出版のアイテム情報誌GetNavi、徳間書店のモノ情報誌GoodsPress、マイナビ出版が発行するMacintosh専門誌であるMac Fanなどです。これらの雑誌を読むなら、大体どこのサービスでもOK。
一方、取り扱いがレアで読みたい場合はサービスを厳選する必要があるのが、日経BPが発行するパソコン情報誌日経PC21、マイナビ出版のウェブデザイン専門誌Web Designing、インプレスジャパンが発行する自作パソコンの情報誌DOS/V POWER REPORTなどです。
これらの取扱ラインナップを踏まえた上で、私がオススメしたい読み放題サービスは、楽天マガジン、dマガジン、ブック放題の3つです。
それぞれについて解説します。
楽天マガジン:IT・テック系、ガジェット関連の取扱雑誌数No.1
提供会社 | 楽天 |
月額料金 | 380円(税抜) |
関連雑誌取扱数 | 12誌 |
特徴 | 約250誌の取扱でコスパ最高水準、アプリの操作性◎ |
冒頭の表で明白ですが、IT・テック系、ガジェット関連で最もラインナップが強いのが楽天マガジンです。
読み放題サービスで読める主要な雑誌のうち、DOS/V POWER REPORT以外は全て読むことができます。
楽天マガジン1つ利用するだけでIT・テック系、ガジェット関連の情報量はかなりのものです。実際、私は通勤中などに読んでいますが、中々消化しきれません・・・。
しかも、楽天マガジンは上記に挙げたサービスの中で、月額料金が最安値の380円、年間契約なら月額で300円まで割引。しかも、取り扱う雑誌は250誌と業界でも最高水準にあるため、コスパも非常に高い。
アプリも積極的に更新しており、使い勝手も良いです。使用開始1か月間は無料で利用できます。
dマガジン:バランス感のある老舗の雑誌読み放題アプリ
提供会社 | NTTドコモ |
月額料金 | 400円(税抜) |
関連雑誌取扱数 | 10誌 |
特徴 | 利用者数最多の安心感とバランスのあるラインナップ |
楽天マガジンで読める最新のガジェットやウェブサービス情報誌のflick!やWeb Designingが読めず取扱数はやや劣るものの、その点さえ気にならなければ使いたい雑誌読み放題サービス。
古くからサービスを提供しており、月額料金も400円と非常にリーズナブルな価格なため、雑誌のサブスクリプションサービスでは利用者数はダントツトップ。
IT・テック、ガジェット以外の雑誌では、dマガジンのみ読める雑誌も少なくないので、総合週刊誌やファッション誌など、他の分野も読みたい人におすすめ。
特に楽天マガジン同様に閲覧アプリの操作性・ユーザーインタフェースの完成度は高いので、雑誌を読む際の使い勝手を気にする人は楽天マガジン・dマガジンどちらも試してみることをおすすめ。
こちらも最初の1か月間は無料利用可能です。
ブック放題:コミックやるるぶまで読めるカバー範囲の広さがウリ
提供会社 | ソフトバンク |
月額料金 | 500円(税抜) |
関連雑誌取扱数 | 10誌 |
特徴 | 雑誌に限らない幅広いラインナップ、独自性の高いアプリ |
もう一つオススメのサービスが、ソフトバンクが提供するブック放題です。
IT・テック系、ガジェット関連の取扱ラインナップは、dマガジンと変わらない10冊ですが、こちらはflick!・Web Desiningが読める一方、ビジネスマン向けの電化製品ガイドのデジモノステーションと週刊アスキーが読めません。
純粋なラインナップの充実度ではやや劣後しますが、このサービスの面白い所はコミックやるるぶなども読み放題であり、そのカバー範囲が広い点にあります。
私なんかは小さな子供がいるので、家族を連れて行く旅行や遊び場のガイドとしてるるぶ等をよく利用しています。そうした目的にも使える点はブック放題は利用価値でありです。
こちらも雑誌のザブスクリプションサービスでは定番ですが、最初の1か月間は無料です。
Kindle Unlimited:雑誌は弱いがIT関連書籍の読み放題は充実
提供会社 | Amazon |
月額料金 | 980円(税抜) |
関連雑誌取扱数 | 6誌 |
特徴 | 書籍の読み放題で勝てるサービスは他になし |
ちなみに、もう一つ押さえておきたいのが、Kindle Unlimitedです。雑誌だけで言えば、正直IT・テック系、ガジェット関連の雑誌ラインナップはしょぼい。それだけが目的なら使わない方が良いでしょう。
ただし、書籍の充実度で言えば他に並ぶサービスは皆無。
勿論非常に売れてるIT・テック系の書籍読み放題の対象となっていませんが、それでもプログラミング言語やウェブマーケティング、PC初心者向けの「できるシリーズ本」、iPhone・Andoridスマホ等のガジェット関連のムック本などなど、とにかく読みたい本が多すぎる。
読み放題ラインナップで気になる分野を検索してみると、必ず月額980円の元が取れる書籍が並んでいると思います。
ちなみに、これまで同様に最初の1か月は無料で確認できます。
テック・ガジェット好きなら上記4つのどれかを使ってみて
雑誌の様々なサブスクリプションサービス使い倒しましたが、テックやガジェット関連雑誌で利用に値するのは上記の4つぐらいです。自分の好みのラインナップや目的に合わせてこの中からサービスを選んでみることをお勧めします。
正直忙しい人にとっては、どれか1つ契約するだけで膨大な雑誌のラインナップにかなりの時間を取られます笑。覚悟して利用すると良いでしょう。