ちょっと変わった読み放題サービス、タブホの魅力や評判を探ってみた

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雑誌の読み放題サービスを探しているとよく目につくのが、dマガジンやブックパス、ブック放題等のメジャー所の読み放題サービス。これらのサービスは利用者も多く、雑誌を読むだけならバランスの取れたサービスと言えます。

私もそうしたサービスを選んで使用していたのですが、色んなサービスを探しているなかで、ちょっと毛色が違うなぁと思ったのがOPTiMの提供するタブホの雑誌読み放題サービス。

雑誌の読み放題サービスについて探していると、この名前について目にする機会はあるけれど、使用ユーザーもそれほど多くなく、実態がよく分からない人も多いかと思われます。

実際に契約して確認してみた機能や、評判についてご紹介します。

タブホの基本情報

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多人数利用の場合タブホはやや不利か

まずはタブホの基本情報に触れてみましょう。

  • 月額料金:500円
  • 無料期間:24時間無料
  • 取扱雑誌数:148誌(るるぶや暮らし上手などのシリーズ本は一種カウント)詳しくはコチラ
  • 利用可能媒体:スマートフォン、タブレット、ウェブブラウザ
  • マルチデバイス:不可。端末は切り替えることは可能だが、1IDにつき1台

OPTiMのタブホは月額500円の読み放題サービスです。500円という水準は、業界の中では平均的な値段です。但し、いずれのサービスについても、月額400円~500円前後の値段が相場となっており、あまり費用の面で突出して良い先はありません。

取扱雑誌数は150誌前後と、前回下の記事を書いて調査した時より大幅に取扱雑誌の種類が増えています。OPTiMは積極的に雑誌の種類を増やす先のようです。

そうした頑張りの見えるタブホですが、少し残念なのがマルチデバイス非対応、つまり家族など複数の端末で利用する場合は、家族それぞれで契約を交わす必要があります。

例えばdマガジンは、月額400円の1契約で家族5人は余裕で使えますが、タブホの場合は500×5人=2,500円と割高になります。配偶者や子供も雑誌を読む場合は、そうしたマルチデバイス対応のサービスを利用しましょう。

dマガジンをレビュー!機能や評判について気になる点をピックアップ
dマガジン、愛用しています。 最近はバージョンアップ等で益々使いやすくなってきており、暇さえあればアプリを開いています。 ...

逆に利用者が一人の場合はタブホも選択肢に入ります。ちなみに、どういったユーザーに向いているのか?次項以降で見ていきます。

タブホの機能・サービス

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タブホの雑誌読み放題は、旅行ガイドに強い

さて、まずタブホが提供する雑誌は特徴があるため、まず最初に確認してみます。

タブホが他の雑誌と異なり、ダントツに強いのではないかと私自身が思っている物として、旅行雑誌があります。但し、ここでいう旅行雑誌とは、東京ウォーカーや大人の週末などのお出かけ雑誌ではなく、るるぶ等の旅行ガイドです。

るるぶ以外にも女性向け旅行雑誌が多いので、20~30代で女子の旅行・お出かけ好きな女子の読み放題としてタブホを契約するのはアリかと思います。

また、旅行に行く際に下記のような雑誌を購入して事前にある程度行き先をリサーチするタイプの人にもおススメです。旅行ガイドに関しては、コストパフォーマンスは圧倒的笑

ちなみにどんな雑誌を扱っているのかというと、

■るるぶ

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(出所)http://www.optim.co.jp/tabuho/e-book.html

■るるぶ温泉

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(出所)http://www.optim.co.jp/tabuho/e-book.html

■るるぶこどもとあそぼ

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(出所)http://www.optim.co.jp/tabuho/e-book.html

■るるぶ海外シリーズ

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(出所)http://www.optim.co.jp/tabuho/e-book.html

■トリコガイド

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(出所)http://www.optim.co.jp/tabuho/e-book.html

■街ラブ本シリーズ

WS000367

(出所)http://www.optim.co.jp/tabuho/e-book.html

■ココミルシリーズ

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(出所)http://www.optim.co.jp/tabuho/e-book.html

■おさんぽマップシリーズ

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(出所)http://www.optim.co.jp/tabuho/e-book.html

その数なんと8種類。旅行ガイドだけでです。これだけ数が多いのはタブホぐらいじゃないでしょうか?たぶんどの他の読み放題でもこんなには見かけません。

これだけ旅行ガイドが多いのを活かして旅行前だけ契約するなんて使い方も面白いかと。冒頭に書いたとおり、タブホは月額500円です。一方、るるぶは一冊900円~1000円します。例えば、今月はハワイに行くぞ!という時には、書店で購入せずにタブホを今月だけ契約する。そしてるるぶのハワイ・ホノルル版をじっくり見る、こんな感じです。

気になるページはスクリーンショットを取っておけば、電波が無くともいつでもすぐに何度でも見ることができます。重い雑誌も旅行先に持って行く必要がないので楽ですね。

読んだ感想や評価をシェアできる

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次にタブホのアプリ構成を確認してみます。ビューワーは比較的シンプルな作り。しかし、ダウンロード等はサクサクしている方ですので、あまりストレスは感じません。

タブホ 雑誌読み放題-国内最大級の雑誌数-

タブホ 雑誌読み放題-国内最大級の雑誌数-
無料
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通常画面

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ランキング

お目当ての本を探すには、ジャンルごとに区分けされた雑誌からスクロールして読みたい本を探します。次回以降はお気に入りに登録すれば、スムーズに目的の雑誌にたどり着きます。また、ランキング機能があり、どの雑誌が人気なのかすぐに把握できるようになっています。

そして、タブホの特徴的な機能として読んだ感想のシェア機能があります。これも読み放題アプリの中では独特な気がします。

youtubeやニコニコ動画などには、見た動画に対してコメントや掲示板で感想を書いたり、見ることが出来ますよね。タブホはそれの雑誌読み放題版です。具体的には以下のような感じ。

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雑誌ごとにコメント欄があり、他のユーザーがコメントした内容を見ることが出来ます。コメント欄にあるページ指定をクリックすると、指定のページにジャンプします。

他の読み放題アプリには中々ないこうした感想の共有機能、好きな人は結構いるのではないでしょうか。唯一残念なのが、まだユーザーがそんなに多くないので、コメントがそこまで多くないこと。

今後ユーザーが増えて感想の共有が沢山できるようになれば楽しいですね。

細かい機能のカバー具合は?

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  • 定期的に読む雑誌のお気に入り登録

⇒可能です。本棚中段に「お気に入り」コーナーがあり、そこから読むことができます。あって当たり前の機能ですね。

  • 雑誌のバックグラウンドダウンロード、自動ダウンロード

⇒本を開く度にバックグラウンドでダウンロードされ、圏外でも読むことが可能です。但し、dマガジン同様に特定の雑誌を自動でダウンロードする機能はありません。圏外のエリアで読むなら、手動でダウンロードしておく必要ありです。

ちなみに、書籍保存データ数は最大99冊まで保存可能で、7日間保存されます。

  • 気になる記事のクリッピング

⇒できません。個別の雑誌で気になったところにしおりを挟んで個別の記事に印をつけて置くことはできますが、雑誌横断的に記事をクリップすることはできません。うーむ。残念です。

  • 全文読み

⇒できません。読み放題用の雑誌のみが配信されており、有料支払いで全部読むことは機能として提供されておらず。

  • 配信予定の確認

⇒見られません。WEBページやアプリのどこを探しても配信予定は確認できず。定期的に読む雑誌があり、できるだけ早く読みたい人にとっては不便かも。

  • コミック、漫画、新聞の読み放題

⇒読めません。タブホは雑誌読み放題アプリです。

  • バックナンバー

⇒読めますが、雑誌によりけりですね。特にバックナンバー数は確定していません。

キーワードから見えるタブホの評判は?

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さて、アプリの機能面はやや質素な感じのタブホですが、その評判他の既存ユーザーさんはどのような感想を抱いているのでしょうか?お馴染みTwitterで、一言感想を無作為に拾ってみました。

「タブホ」

やはり書いてありましたマルチデバイス不可へのご不満が。

冒頭でも書いたように、複数端末利用(例えば、タブレットやスマートフォンの2台持ちや、家族間のID共有)ができません。複数利用でタブホを考えている場合は注意。

もう一つのコメントを見てみると、マイナー誌が多いとの感想。私は経済誌等のメジャー所しか読まないのでそこらへんの感覚があまり分からないのですが、確かに少なくともあの旅行雑誌の品揃えを見れば、その意見分からなくも無いです笑。

「タブホ」「アプリ」

「アプリ」のキーワードで検索をかけると、使いやすさに肯定的な人が多いですね。というよりも、dマガジンの遅さに文句を言う人が目立ちます。

で、実際にタブホのアプリなんですが、確かにダウンロードは結構早いです。例えば私はdocomoのLTEという環境なのですが、雑誌の完全ダウンロード時間は以下の通り。

  • るるぶ北海道(約300ページ):40秒前後
  • 週間エコノミスト(約85ページ):15秒前後

フルカラーページもりもりのるるぶでは、流石に全ページダウンロードで40秒前後かかりますが、エコノミストなどの薄い経済誌ではサクッとダウンロードして読めるぐらいの秒数かと。

あとは色々とキーワードを検索してみたものの、そこまで面白いコメントは発見できず。大体こんなもんですかね。

まとめ

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再度ここまで出てきた情報をまとめると、タブホの特徴として

  • マイナー誌が多く、特に旅行ガイドなどの品揃えは良い意味でおかしい
  • アプリはdマガジン等よりは使いやすい。感想をシェアできる
  • 価格は高め(と言っても100円だけど)。しかも1台しか使えない

こんな感じですね。向いている人としては、今現在使っている雑誌の読み放題アプリに不満がある方や、旅行前にはるるぶなどでリサーチを徹底する人モバイル端末は1台で複数端末の利用予定は特にない人

などにおススメです。ぜひ試して見てはいかがでしょうか?

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