【音楽聴き放題】結構使えると思うよdヒッツ。特徴・評判を細かく紹介します

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NTTドコモは、dマーケッツをメインに色々なサービスを提供しています。頭文字にdが付くd fashionやdゲーム、私のブログでも過去記事で記載していますが、雑誌の読み放題サービスではdマガジンなどがあります。

dマガジンをレビュー!機能や評判について気になる点をピックアップ
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最近音楽の聴き放題サービスを色々と調べる中で目についたのが、これも頭文字が頭につくdヒッツ。音楽が聴き放題になるいわゆるサブスクリプションサービスの1つ。

dヒッツは音楽の聴き放題サービスの1種で、複数ある音楽聴き放題サービスの中でも、特に料金水準が低い所に定評があります。おそらく。(なぜ、断言できないのかというと、あまり記事にしている人が多くないからなんて言えない・・・!)

そんなdヒッツについて、実際に使って愛用している私がサービスの特徴や評判などを紹介してみます。

dヒッツの基本情報・特徴はどんな感じ?

 サービス名称 dヒッツ
提供会社 NTT docomo
 配信型 ラジオ型 
楽曲数 450万曲以上
月額料金 500円
お試し期間 31日間
 オフライン再生 キャッシュによる再生は可能
歌詞表示 可能
音質(配信ビットレート) 128Kbps、320Kbps
対応端末 スマホ、タブレット
複数端末同時利用 不可

dヒッツのウリは学生でも払いやすい料金水準

このdヒッツは数ある音楽配信の聴き放題サービスの中でも料金水準が安いことがメリットの1つ。どれくらい安いのか相対比較してみると、別の記事で作成した比較表が以下のものです。

■参考:音楽聴き放題サービスの比較

 提供会社 楽曲数 月額料金 コスパスコア(楽曲数÷料金)
LINE MUSIC 2,500万曲以上 960円 2.6
AWA 3,000万曲以上 960円 3.1
Apple Music 3,000万曲以上 980円 3.1
Spotify 4,000万曲以上 980円 4.1
Amazon Prime Music 100万曲以上 325円 0.3
Google Play Music 4,000万曲以上 960円 4.1
dヒッツ 450万曲以上 500円 0.9
Rakuten Music 300万曲以上 980円 0.3
うたパス 400万曲以上 300円 1.3
レコチョクBest 450万曲以上 980円 0.4
KKBOX 2,000万曲以上 980円 2.0

dヒッツは上から7番目。ご覧の通り料金だけみれば上位を争う水準。但し、楽曲数は少なめです。最も安いのは、うたパスやAmazon Prime Musicで、dヒッツは次点に位置します。

音楽の聴き放題サービスは大体1,000円前後が相場ですが、特に学生や音楽をそこまでヘビーに聴かない人にとっては4桁は少し厳しいかもしれません。最低限聴けて月1コインで済むなら、コンテンツ次第ではdヒッツを選ぶ余地はあるかもしれません。

また、31日間は無料お試し可能ですので、実際に使ってみて気に入った場合だけ契約が継続できるので、お金も無駄になりません。


dヒッツ

最大の強みは人気アーティストの楽曲配信ラインナップNo.1

ただ、安いだけでは「安かろう、悪かろう」な訳です。もっと大事なことは、いかに料金が安い中でもコストに対するパフォーマンスが良いかが重要になります。

上記の項目で掲載したように単純な楽曲数対比の料金では、AppleやGoogle等の海外大手のサービスに劣後します。そうした中、dヒッツのメリットは何なのかと問われれば、人気アーティスト楽曲配信に強いということ。

■メジャーな音楽の定額聴き放題サービスにおける人気アーティスト収録状況

 サービス名 アーティストトータルセールストップ100のうち配信されているアーティスト数(オリコン調べ) サービスタイプ
Prime Music 20 オンデマンド
LINE MUSIC 50 オンデマンド
Apple Music 53 オンデマンド
AWA 52 オンデマンド
Spotify 43 オンデマンド
dヒッツ 70 ラジオ
Google Play Music 54 オンデマンド
うたパス 65 ラジオ
スマホでUSEN 48 ラジオ
レコチョクBest 55 オンデマンド
Rakuten  Music 46 オンデマンド
KKBOX 52 オンデマンド

(出所)2017/3/31 インプレスによる定額制音楽配信サービスの利用に関する調査から抜粋

これはとある機関による調査結果ですが、dヒッツはオリコンでランキング上位を占めるような国内人気のアーティストのが曲配信数はNo1の座にあります。dヒッツはレコチョクと提携してため、特に邦楽の人気アーティストには強いです。

楽曲配信数が多い海外のサービスは、配信数が多い分海外のアーティストやマイナー歌手のラインナップは充実していますが、案外邦楽の人気のアーティストが揃っていなかったりする場合がよくあります。

dヒッツはこうした点に強みを持つため、特に音楽ユーザーの中でも、ランキング上位の曲テレビ等によく出る人気アーティスト流行りの歌等を好んで聴く方には最適なサービスとも言えます。

気分やシーンに合わせて聴けるラジオ型配信

音楽の聴き放題サービスには、大きく分けてオンデマンド型とラジオ型があります。オンデマンド型は自分で好きな楽曲やアルバム、プレイリストを選択して聞けます。

一方、ラジオ型がサービス提供者が一定のジャンルやシーン、歌手などでプレイリストを提供。ユーザーは個別に細かく選べない制限はありますが、プレイリストをから聴きたいものを選択して音楽を楽しみます。ちなみに、制限がある分こちらの方が幾分安い。

様々なプレイリストが提供される

dヒッツラジオ型による提供ですが、シーン別、ジャンル別、ランキングや歌手別のプレイリストは結構豊富なので、勉強やドライブ中などBGM的な利用の場合は十分。

一方で個別に曲を指定したい人にはやや使い辛い。ちなみに、曲数は一定程度に限られますが、myヒッツという機能を使えば好きなアーティストや楽曲を検索して個別に聞くことも可能なので、オンデマンド型的な利用も可能です。

新たな曲と出会いやすいFeed機能

dヒッツを利用する楽しみの一つにFeedという機能があります。SNSのフィード一覧のように音楽関連のニュースや特集記事が毎日いくつも流れてきます。

話題のアーティストがバンバン取り上げられる

読み物としても十分に面白い

こうした記事が一日に多い時で10数本も流れてくるので、音楽関連ニュースを知りたい人には便利。また、単純に読みものとして楽しめるほか、各記事には関連プレイリストが添付されており、すぐに興味のあるアーティストの楽曲が楽しめる点が中々良い。

私もこのFeedから懐メロや知らないアーティストの新曲などを度々見つけており、新旧限らず色んな曲に出会うのに結構使えますね。

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利用料金に応じて貯まるdポイント

この頭文字にdとつくdocomoのサービスは、利用料に応じてdポイントが付与されます。公式ページでは付与率は言及されていませんが、大抵の場合100円の利用につき1ポイントが付与されます(あくまで参考値)。

そのため、実質的な料金はポイント分安く、決済もdカードなどを用いて決済すると更にお得になります。

dミュージックと連携して購入済みの個別の曲もまとめて聴ける

dマーケットのシリーズで音楽を聴くサービスは2つあり、1つがdヒッツ、もう1つがdミュージックです。各々のサービスの違いはなんだ?という疑問が湧くと思われるので、簡単にまとめると以下の通り。

■dヒッツとdミュージックの違いの簡易まとめ

 項目 dヒッツ dミュージック
サービスタイプ ラジオ型音楽聞き放題サービス 買い切り型音楽配信サービス
料金 500円/月 概ね250円/1曲
好きな曲を選択して聴く 限定的 可能
色んなプレイリストから聴く 可能 不可能

違いを極めてざっくりいうと、ラジオのようにいくつかのプレイリストを聞き流すか、iTunesのように個別の曲を購入して聴くかです。

また、dヒッツは任意の曲を個別に選択して聴くのは、一定曲数に限られますが料金は安いです。一方、dミュージックは個別に聞けますが1曲250円前後はするため、どうしてもこれが聴きたい!なんてものがある場合のみ利用すると良いでしょう。

dミュージックで購入した曲はdヒッツでも聞けるので、上記のような使い訳がおすすめです。

dヒッツで利用できる機能を確認してみよう

音楽の聴き放題アプリは様々ありますが、dヒッツのアプリではどんなことができるのか。確認してみましょう。

試聴中の歌詞閲覧は問題なくOK

音楽アプリを選ぶ際に「歌詞が表示できるか」という点を基準の1つにする人も多いかと思いますが、dヒッツでは問題なく対応しています。しかも、少し凝っている。

楽曲に合わせて文字がハイライトされる

ご覧のように音に合わせて今歌われている部分が赤くハイライトされる。まさにカラオケ的な感じですね。また、これ以外にも文字の大小も変更することができるなど、歌詞に関してはユーザーフレンドリーと言えます。

オリジナルリストが作れるmyヒッツ機能

前項で重ねて言及していますが、このdヒッツでは個別の楽曲を選択して聞くことができません。より厳密にいうと、好きな楽曲が含まれるプレイリストは検索できますが、そこから個別の曲を聴くことはできない。

そういった時に使用するのがmyヒッツで、任意の曲をお気に入り登録して自由に聴けるようにする機能です。

ヘビーローテーションで聴きたい曲はmyヒッツを使おう

このmyヒッツは契約開始時に10曲分の枠が与えられ、契約経過月数に応じて10枠ずつ増えていきます。以後この枠に登録した曲は好きな順番で聴くことができるようになります。

但し、ここに登録した楽曲は削除できないので、本当に好きな曲だけを登録するような使い方がベターです。結局はラジオ型なので、個別に好きな曲を聴きたい場合は、オンデマンド型のサービスを選ぶのが賢明です。

複数端末の利用は可能だが、同時再生はできない

あなたがもし複数の端末を使用していたりする場合、各々の端末から再生することは可能。そのため、家族などで共有するような使い方もできますが、注意したいのが同時再生はできないということ。

共有者と明らかに聴く時間帯が被らないなら、お得に使うことができます。例えば、パパは通勤時に、日中はママが部屋のBGMとして、なんて使い方も1契約で行えます。

ダウンロード再生は不可能。キャッシュをうまく活用しよう

dヒッツの試聴は基本的にはストリーミング再生で行われるため、ダウンロード再生はできません。そのため、Wifi下での使用が推奨されていますが、キャッシュされた曲は通信を発生させずにオフラインでも試聴できます

myヒッツに登録された楽曲はキャッシュがあるので、オフラインですぐ聴けます。

プレイリスト選択画面のみオンラインで行う必要あり

一方、通常のプレイリスト再生の場合は、まず聴きたいプレイリストをWifiで全て流し(早送りで飛ばして問題なし)、後は外出時に視聴履歴から既に流したプレイリストを聴くだけでOKです。

プレイリストを選択し、音楽が流れたあとにスマホの機内モードをONにしてみましょう。曲が流れ続けたら、キャッシュが貯まっています。


dヒッツ

dヒッツのクチコミ・評判をチェック

dヒッツの基本的な特徴や、機能面について確認しました。次に実際の使用ユーザーの口コミをいくつかの観点から拾ってみました。

dヒッツの使用感に関するコメント

https://twitter.com/SAYURI_saan/status/853305836092899328

実際にdヒッツを使用された方の評価を拾ってました。 ここでは一部しか掲載できませんが、結構高い評価をしている人もいます。評価点としては料金ラインナップ面など。

一方で、アプリの使い勝手PCで聴けないことに対する低評価もちらほらと。最近はアップデートで改善されてきましたが、少し前は確かに使いづらい面もありました。

この点はその人の主観に依ると思いますので、実際にアプリをダウンロードしてお試しすることをお勧めします。

dヒッツのラインナップに関するコメント

dヒッツは有名曲中心のサービスながらも、邦楽のカバー率は競合サービスの中でもかなり良い。アニソンやインディーズバンドでも、「え、こんな曲まであるの!?」という呟きはかなり多い

あなたが音楽の聴き放題で邦楽重視のユーザーなら取りあえずは試す価値あり。レコチョクとの提携によるラインナップは中々強力です。

dヒッツの音質に関するコメント

https://twitter.com/_Happy_Smile_12/status/788650414862241792

https://twitter.com/open_bshop_/status/788752390132346881

dヒッツの音質は128Kbpsが通常ですが、こだわる人は320Kbpsも選択可能。音質に関するコメントを拾ってみると、多概ね7:3ぐらいで評価する声が多かったですね。

但し、これも主観によると思いますので、気になる場合は無料お試しで確認できます。

まとめ:dヒッツはこんな人におすすめだ

さて、dヒッツの特徴や機能面でのポイント、既存ユーザーのクチコミなどをピックアップしてみました。評価は色々ありますが、主にデスク作業用時に音楽をBGM的に流す私には結構合ってる。

ここまでお読みの場合はある程度お分かりになるかと思いますが、再度音楽の聴き放題でdヒッツがおすすめなユーザーを改めて確認すると、こ~んな感じの人です。

  • Feed機能で旬な音楽トピックがキャッチ可能。音楽関連のニュースや話題のアーティストに関する情報や楽曲を聴きたい人
  • 競合サービス中でも、低コストな料金水準。音楽の聴き放題に1,000円近くも支払えない人
  • レコチョク提供による豊富なラインナップ。邦楽や洋楽でも、特に人気の曲を中心的に聴く人

オンデマンド型の音楽サービスに慣れた人にとっては少し最初は違和感があるかもしれませんが、慣れると楽しいですよ。是非お試しあれ。


dヒッツ

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