その米株口座の開設待った。開設時には必ずキャッシュバックを受ける開設方法を。

米国株式の取引を始めたいと考え、様々なサイトを確認した結果、SBI証券や楽天証券、マネックス証券等を口座を開けようとする人は多いです。

特徴を調べ、そのままサービスを紹介しているブログやサイト等から証券口座を開設しようとする人が大半でしょう。私もそうしてしまった一人です

これらの金融サービスは、顧客の争奪戦が激しくなってきており、広告費や顧客還元サービスの向上が著しくなってきています。

非常に多額の広告費が支払われているため、多くの投資ブロガーが積極的に宣伝を行っていますが、口座開設時にはこの広告費をキャッシュバックできるポイント系サイトを有効活用したいところです。

ポイントサイト経由のキャッシュバックとは?

キャッシュバックの仕組み

キャッシュバックとは厳密に言うと、キャッシュバックを扱うポイントサイトにおけるポイント還元になります。「お小遣い稼ぎ」とか小賢しい表現になっていますが、要は事業者の広告費還元です。

ポイントサイトは、ユーザーに口座開設やサービスの利用を促す代わりに、一定のポイントを還元します。こうしたポイントの原資は、証券会社等の広告主の広告費用によって賄われており、ポイントサイトの収益は広告費とユーザー還元分の差し引いたものです。

有益な情報を提供してくれるサイトやブロガーからすると商売あがったりなのですが、様々な情報を集めて開設するサイトを決めたら、ポイントサイト経由で口座を開設することが、最も賢い選択肢です。

ポイントサイトを活用するポイント

ポイントサイトには様々な種類がありますが、主要なサイトをいくつか確認しておけばあとは十分。時間の無駄です。ポイントサイトの利用は、そのサービスの特性を踏まえ、特に以下の3点に留意しましょう。

  1. サービス運営期間が長く信頼性のある企業が提供するサイトを利用
  2. ポイントの換金可能最低金額が過度に高くないか確認する
  3. ポイント還元を主目的にサービスを利用しない

①独自ポイントは企業の「信用リスク」

ポイント還元サイトでは、サービスサイト独自のポイントで還元され、一定の額が貯まれば換金しますので、換金までは運営企業の信用リスクを負います。

中小サイトでは、大手に負けないようにユーザーを引っ張るため、還元率を高める努力をしているサイトもありますが、広告費が一定の中で還元率を高めるということは、それだけ自社の利益を削ることになります

無茶な運営を続けサイトが閉じてしまっては、意味がありません。多少還元が高くても、ポイントサイトの利用は大手のサイト中心に留めましょう。

②換金可能最低金額が高すぎると結局は絵に描いた餅

ポイントサイトを利用する際に注意したいのは、換金可能最低金額です。ポイント還元率が高くても、5,000円や10,000円など換金できる最低金額が高すぎると中々換金できません。

還元率が相場よりも高いサイトでは、上記のように水準を高くすることで、中々換金できないようにしているサービスもあります。換金のために、結果的に必要のないサービスに申し込む必要になることも・・・

ポイントはあくまでもポイントで、実際のお金や電子マネーに換金するまでは他に利用できません。サイト選びには還元率に加え、こうした換金可能最低金額にも注意する必要があります。

③賢い使い方は、何かの”ついで”に利用すること

ポイントサイトでは、様々な演出を用いてポイント還元によるお小遣い稼ぎを謳っていますが、あくまでもポイントサイトの利用は、本来何らかのサービスをWEB上で申し込む際に確認し、あればラッキー程度にとどめて置いた方が良いです。

FX口座やクレジットカードの利用開始で高額のポイント還元が設定されていますが、高還元のサービスほど、口座開設に加え相当なボリュームの取引を行う等、企業がある程度回収できるような条件となっています。

また、ポイント還元を主目的に必要のないサービスを申し込んだり、案件探しに没頭して時間を無駄にするのは本末転倒です。そうした作業にかかる時間は、副業や投資、自己啓発などもっと有効な使い方をしましょう。

主たるサービスサイト

ポイントサイトは沢山ありますが、主に以下の3つくらいをチェックしておけば十分でしょう。上述した通り、様々なサイトで案件探しに多大な労力を割くのは時間の無駄です。

moppy

運営開始2005年
運営企業株式会社セレス(東証1部)
最低換金水準300円~

moppyは累計登録者が700万人を超える大規模ポイントサイトで、アカウントを保有している人も多い大手サイト。

規模が大きい分、還元案件の数も多いので、証券口座に限らずネット経由で何らかのサービスに申し込む場合は、まず確認しておけば多くの場合何らかの案件が設定されている可能性があります。

モッピー!お金がたまるポイントサイト

Gendama

運営開始2005年
運営企業株式会社リアルワールド(東証マザーズ)
最低換金水準300円~

もう一つがGendamaで、こちらも2005年からサービスを開始しています。

こちらも会員数が1,000万人を超えており、案件の豊富さや、提供企業としての安心感なども業界トップ水準です。金融案件はやや少なめ。

ポイントタウン

運営開始2006年
運営企業GMOメディア株式会社(上場企業傘下)
最低換金水準100円~

ポイントタウンは東証一部上場のGMOインターネットグループの企業が運営するポイントサイトで、ポイントタウン名義では2006年から運営されています。

ポイントでお小遣い稼ぎ|ポイントタウン

基本的にこれらのサイトを確認しておけばOKです。ちなみに普段からAmazonや楽天等で購入する方は多いかと思いますが、こうした購買行動にもポイントが還元されます。

いちいち確認するのが面倒であれば、ネットの閲覧にGoogle Chromeを使用している人なら、上記のサイトはいずれもポイント対象がどうか判別できるツールバーを配布していますので、お気に入りのサイトの分を登録しておくと良いでしょう。

主要オンライン証券の対応状況(2019年3月)

次に上記のサイトで、米国株式売買の口座開設においてキャッシュバックを得られるか確認します。

SBI証券の対応状況

  • moppy:SBI証券の口座を開設し、5万円の入金で4,000円キャッシュバック
  • gendama:なし
  • ポイントタウン:なし

シェアNo1のSBI証券については、moppyのみがキャッシュバック案件として取扱があります。口座開設後に入金するだけなので、容易な条件です。

現金換算で4,000円分も還元されますので、普通に口座開設するのは非常に損と言える水準です。

楽天証券の対応状況

  • moppy:楽天証券の口座を開設し、1か月以内に1万円以上の入金で800円のキャッシュバック
  • gendama:なし
  • ポイントタウン:1か月以内に1万円以上の入金で200円のキャッシュバック

楽天証券の場合、moppy及びポイントタウンで取扱があります。金額はいずれも微小ですが、moppyとポイントタウンでは金額に4倍の差があるため、素直にmoppy経由で開けると良いでしょう。

マネックス証券の対応状況

  • moppy:なし
  • gendama:なし
  • ポイントタウン:なし

マネックス証券の場合、ポイントサイトへの広告は認めていないのか案件はありませんでした。マネックスの場合、普通に開設するしかないです。

還元額は業界シェアに比例、銀行口座やFXでもバンバン活用すべし

米国株式の売買を考えるにあたり、誰でもSBI証券や楽天証券の口座開設は検討するかと思いますが、もっとも効果的なmoppyの活用で、現状では5,000円近いポイントを得ることができます。

特にSBI証券は、業界シェアトップらしく非常に広告費の金額も大きいのでしょう。なお、こうした還元は、銀行口座やFX口座の開設でも受けられます。

特にSBI証券や楽天証券は、各々のグループのネットバンク(住信SBIネット銀行・楽天銀行)と連携させるメリットは大きいので、それぞれのネットバンクの口座を持っていない方は、ポイントサイトを必ず経由して開けてみましょう。

投資家にとっては、ただ普通に比較サイト経由で開けるより何倍も得します。

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