知らず知らずの間にやっているお金が貯まらない人の悪習慣

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なぜはお金が貯まらないのか?今まで人生で何回そう頭の中でつぶやいたことか。

まぁ、そう質問されて正しく答えられるのであれば、最初からお金についての悩みなど無い訳で。無駄な出費を控えているにも関わらず貯蓄ができない事で多くの方が悩んでいます。

そうした確認すべきことをせず、貯金が貯めることができない人にはいくつかの悪い習慣があります。

定期的に出費の状況について見直しをしない

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毎月や毎年の出費の中には、固定費とも呼べる決まった金額の出費がありますね。こうした費用についてサービスやプランの乗り換えなど見直しをしないまま利用を継続する事は、貯金が貯まらない人に共通する悪い習慣の1つかと思います。

■意外に重たい固定費用

家計における固定費には様々な種類があるもの。例えば、

  • 居住費
  • 公共料金
  • 通信費
  • 保険費
  • 自動車関連費

などは代表的な項目です。

総務省が行なった家計調査報告では、消費支出の内訳の中でこのあたりの固定費の占める割合はおよそ30以上と意外に多くを占めており、大きな節約効果が期待されます。

基本的なことでは、まず居住費について賃貸であれば安い所へ引越しを、住宅ローンであれば借り換えで金利を圧縮するのも一つの手。公共料金については電気・水道の節約を心がけ、ガスについては引越しの際にプロパンから都市ガスの物件を選ぶと大きく抑えられます。

通信費はスマホやネット回線など含め年々高額になりますので、格安スマホに乗り換えたり、光回線からADSLへのダウングレードも費用を圧縮できます。保険については営業されるままに契約する事が多くありますので、本当に自分が必要としているのか、また人生における様々なステージで適しているのか、見直しすると良いかもしれません。

さらに自動車関連も何かと費用が掛かるもので、平成28年度分の自動車税は13年超のガソリン車で大増税がありますので早めにエコカーへの乗り換えを考えたり、自動車保険についても代理店型からダイレクト型に変更すると良いでしょう。

それ以外にも安い方へ代替が可能な費用も様々ありますので、いずれも見直しを行い家計をスリムにした方が良いです。

投資の一方でリターンを考えない

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続いてなぜ貴方はお金が貯まらないのか考えた時に、投資の一方でリターンを考えないケースも貯金が貯まらない人に共通する悪い習慣として挙げられます。

■気をつけたいただの自己”満足”投資

投資とは株式やFXなど本来の投資を指すのではなく、ショッピングや自分磨きなどに使う費用の事で、費用対効果をしっかり考えずに何となくで散財するパターンを指しています。

例えば、自分磨きは現在の自分を高めて、将来の自分の価値を上げるために必須ですが、こうした所に投資をするのは良いのですが、その一方で本当にリターンがあるかについては冷静に判断しなければなりません。

学生時代やその後に社会に出てからも、学業や仕事を中断して留学するケースが多くあります。留学において明確な目的を持ち渡航するのであれば良いのですが、その一方で何となく英語を学びたいから、将来役に立ちそうだからなど、曖昧な目的である場合も多いのです。

外国の方が上達は早い。これは当然の事ですが、一方で国内でも学習する環境は整えられていますので、必ずしも多くの費用をかけて旅立つ必要はありません。

留学に限らず普段でも洋服を大量に購入してセンス磨きしたり、エステや旅行や高級レストラン巡りなどと、単に無駄な出費で終わる事になりかねない自分磨きもあります。エステ等であれば、そちらに頼りきりで自身がダイエットや運動など努力をしなければ意味がなく、何が必要で何が無駄なのか整理する事が重要なのです。

但し、逆に投資を控えてお金を使わなさすぎて無駄になる場合もあり、安物買いの銭失いなどの状況に陥る事もありますので、メリハリの効いた投資の仕方もまた大切ですね。

小さなお金を大切にしない

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小さなお金を大切にしないケースも悪い習慣として、よく挙げられることです。なぜ、貴方はお金が貯まらないのか考えた時に、少しのお金くらいであれば楽な方を選択するなど、無駄にお金を使うことはありませんか。

■千里の道も一歩から

徒歩や自転車での移動ではなくタクシーを使ったり、少し離れた特売品が多いスーパーよりもやや価格帯が高い近くのコンビニで買い物を済ます事もよくあります。

勿論こうした行動の中で、時間をお金で買うとする考え方もあります。それは実益が伴えば成立する話であり、単に楽をしたいだけでは無駄使いをしただけで終わるのです。

わずかなお金でもそれは決して端金(はしたがね)なのではなく、節約する所はしっかり節約してお金を積み上げるのが、貯蓄を増やす大原則ですね。

但し、これには見栄や対人関係なども少しは考慮しなければなりません。例えば、女性が嫌う男性の行動ランキングでは、割引クーポンの使用が常に上位にランキングされていますしね。乱用は駄目ですよ乱用は・・・・

それ以外でもお金を節約しているつもりで損をしている事もあり、例えば遠方にある安いガソリンを入れに行ったり安いスーパーなどに買い物に行く際に、ガソリンをより多く使えば元も子もなく、本当に節約に繋がるのか一つ一つチェックする事も欠かせません。

お金の正しい使い方を知る努力をする

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■お金のリテラシー身についていますか?

上記に挙げたものは、お金が貯まらない人の癖を端的に挙げたものですが、そもそもの話、たぶんこのようになる人は全般的にお金の正しい使い方を分かっていないことが多い。

お金の使い方?物を買う時に渡すだけでしょ?そんなもん大人なら誰でも知ってるよ。ばーか!ばーか!

いえいえ、私がここでいうお金の使い方とは、物々交換としてのお金の使い方ではなく、お金を効果的に使う方法です。不思議ですよね。投資や節約などを含めたお金の使い方って、大人になったら実は社会生活で一番大事なことなのに学校で全く習わない。

しっかりと正しい方法を習わないと、知らず知らずのうちに悪い使い方が身についてしまっている。親がお金を貯められない人なんかだと、子供もそうなっていることが多いです。

そんな人は、少し時間がある時にはお金に関する本を読み、少しでもお金の使い方を身に着けておく努力をすると将来の貯金額に雲泥の差が出てくるかも。

例えば、この柴田・竹松さんの本は、単純に貯金をしてお金を増やそうというでのではなく、効果的に自己投資してお金を増やそうというもの。

お金の使い方には浪費、消費、投資といったものがあるが、可能な限り投資に回るようにしていけば、お金の貯まるスピードは一段と高まる。そういった今後のお金の使い方や思考方法について、少し整理してみたい場合はためになる本。頭の整理には良かったです。

基本的な節約ポイントを改めて整理したい場合は、家計再生コンサルタントの横山さんの本。どこからを節約すべきか、どのように無駄遣いを削減するのかわかり易い。

巷で言われている当たり前のようなことも、本を読んだ後に確認してみると、案外できないことが多いです。

また、既に自己流の解決策を行っていても、実は効率性の観点では間違っている、なんてことはよくあります。一度こういう書籍を頼って、今一度お金の使い方を学んでみるのも悪くないでしょう。

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